【GIMP】ぼかし/シャープツールの使い方

GIMPの「ぼかし/シャープ」ツール()の使い方についてメモ。

目次

ぼかし/シャープツールとは?

ぼかし/シャープツールは、「ぼかし化」と「シャープ化」の2つ機能を持ったツールです。

  • ぼかし化:
    • 画像をぼかす
  • シャープ化:
    • 画像をくっきりさせる
 
ぼかし化
(顔部分にぼかしをかけた様子)
シャープ化
(顔部分をシャープ化した様子)

「シャープ化」ツールについては、あまり役立つ場面がないですし、重ねて使用するとすぐにノイズが発生するため、あまり使えません。

シャープ化をしたい場合は、

  1. シャープ化したい部分を「選択範囲」で選択する
  2. メニューの「フィルター」→「強調」→「アンシャープマスク」をする

という風にしたほうが良いとキレイにできますし、処理が早いのでオススメです。

ぼかし/シャープツールの使い方

以下、使い方です。

  1. ツールボックスより、「ぼかし/シャープ」ツール()を選択する
    (もしくはShiftUを押す)
  2. ぼかし/シャープしたい部分をドラッグする
    1. ドラッグすると、「ぼかし」が適用される
    2. Ctrlを押しながらドラッグすると、「シャープ」が適用される

基本的な使い方は以上です。

ぼかし/シャープツールの設定

ツールオプションより、「ぼかし/シャープ」の設定が行えます。
(「ぼかし/シャープ」を選択しておく必要あり)

モード

塗りつぶしする際の「モード」を選択できます。

※詳しくは以下ページをご覧ください。

不透明度

使用するブラシの「不透明度」を設定できます。

ブラシ

使用するブラシを設定できます。

サイズ

ブラシのサイズを設定できます。

縦横比

ブラシの縦横比を設定できます。

▲縦横比:-1.0 ▲縦横比:0 ▲縦横比:+1.0

角度

使用するブラシの「角度」を設定できます。

動的特性

「本物のブラシのような描き心地」に近づけるためのパラメータです。

例えば、

  • 鉛筆の幅を尖筆またはマウスの速度に応じて変化させたり、
  • 尖筆の筆圧に応じて彩度を変えてみたり、
  • ブラシがキャンバス上をなぞる方向によって色を変化させたり、

など、 いろいろ設定できます。

詳しくは公式をご覧ください。

散布

ドラッグして修正する際に、適用する範囲をバラけさせる事が出来る設定です。

▲上から順に: 散布無し、 散布量 = 1、 散布量 = 4。

手ブレ補正

ドラッグして修正する際に起こりうる、手ブレを自動的に補正する事が出来る設定です。

▲マウスを使い直線と曲線を描こうとした結果
(1: オプション不使用、 2: 初期設定値、 3: 最大値)

ハードエッジ

チェックを付けると、ブラシの不透明度に関係なく、均一に作用するようになります。
(つまり、ペンの形が同じなら、結果が同じになる)

色混ぜの種類(Ctrl)

「ぼかし」と「シャープ」を切り替えることができます。

  • ぼかし
  • シャープ
また、Ctrlを押しっぱなしにすることでも、切り替えることができます。

割合

「ぼかし化」「シャープ化」させる割合を設定できます。

このページの情報は以上です。

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