【GIMP】遠近法ツールの使い方

GIMPの「遠近法」ツール()の使い方などについてメモ。

「遠近法」ツールとは?

「遠近法」ツールは、パース(遠近感)を与えることができるツールです。

例えば、こんな感じ↓で、「斜めな画像」を「まっすぐ向いてる風な画像」に変形したり、

 
▲斜め向いているグリコ画像を正面に向けた例
元画像:道頓堀沿いのグリコの看板 その1のフリー写真素材|東京・日本の街のフリー無料写真素材集【街画ガイド】

↓のように、画像を変形して、合成することなんかもできます。

▲「枠」と「モナリザ」の画像を、壁の遠近に合わせて画像を合成した例
元画像①:病院の廊下|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
元画像②:モナ・リザ – Wikipedia
元画像③:モダンデザインの油彩額など < フレーム < カテゴリ別一覧 – Retrofan

汎用性は低いですが、かなり高度な画像編集が可能です。

「遠近法」ツールの使い方

以下の「グリコ」の画像↓を、

▲元画像:道頓堀沿いのグリコの看板 その1のフリー写真素材|東京・日本の街のフリー無料写真素材集【街画ガイド】

以下のように、真っ直ぐに変形する方法について紹介します。

以下、やり方です。

  1. ツールボックスより「遠近法」ツール()を選択する
  2. ツールオプションより「方向」を「逆変換」を選択する
  3. ドラッグして変形したい部分を選択する

    ▲4隅をドラッグすることで選択範囲を変形できる
  4. 「変形」をクリックする

    ▲「変形」をクリックすると変形される

おわり

「遠近法」ツールの設定

「遠近法」ツールを選択しておくことで、ツールオプションより「遠近法」ツールの設定を行えます。

変形対象

変形する対象を選択できます。

レイヤー
(選択範囲を指定している場合は、選択範囲部分を変形させる)
選択範囲
(選択範囲自体を変形させる)
 ▲パス
(パスはデフォルトだと選択しても表示されないので、パスウィンドウより表示させる必要あり)

方向

変形させる方向を指定できます。

  • 正変換:
    • 指示した通りに変形する
    • 画像を歪ま(ひずま)せたいときに使用する
  • 逆変換:
    • 指示した方向と逆向きに変形する
    • すでに歪んで(ひずんで)いる画像を元に戻したりする際に使用する

補間アルゴリズム

仕上がりのキレイさで言うと、

補間しない線形 < Sinc (Lanczos3) <= キュービック

という順で、キュービック」が一番キレイになりがちです。

また、処理時間も、

補間しない線形 < Sinc (Lanczos3) <= キュービック

という順で、キュービック」が一番遅くなりがちです。

何も問題がないなら、「キュービック」(デフォルト)のままで良いと思います。

以下、公式の引用です。

  • 補間しない:
    • 各画素の色には元画像で最も近くにある画素の色が使われます。 この方法はしばしばエイリアス化 (境界が「ギザギザ」になること) して画像が粗悪になりますが、 処理時間は最短です。 この方法を「最近傍補間」とも言います。
  • 線形:
    • 各画素の色は元画像において最近傍の 4 つの画素の色を平均したものです。 ほとんどの画像でこの方法は満足のいく仕上がりになりますから、 処理速度と品質の両面に折り合いをつける良い方法です。 この方法を「双線形補間」とも言います。
  • キュービック:
    • 各画素の色は元画像において最近傍の 8 つの画素の色を平均したものです。 大抵の画像で上質の仕上がりが得られますが、 当然もっと処理に時間がかかります。 この方法を「双三次補間」とも言います。
  • Sinc (Lanczos3)
    • 高品質な補間処理を行なうにはこの方式を選んでください。 これは Sinc 関数に似た 3 次ランツォシュ窓関数を低域通過フィルターとして用いています。 大概はこの方式が最良ですが、 仕上りに満足できないときは代わりに「キュービック」も試してみてはいかがでしょうか。

引用:4. 変形ツール

クリッピング

変形後、元の画像の大きさに合わせて画像を切り揃えることができる設定です。

以下の4種類があります。

   
自動調整
(変形した後、はみ出した部分をレイヤーを拡大する)
変形前のレイヤーサイズ
(変形した後、はみだした部分を削除する)
結果で切り抜き
(変形後、周辺部分にできる透明部分が残らないように画像を切り詰める。※この場合↑、元画像より大きくなるので関係ない)
縦横比で切り抜き
(「結果で切り抜き」の効果プラス、元の画像の縦横比を維持できる設定)

プレビューを表示

チェックを付けると、変形のプレビューを表示します。

プレビューを表示:ON
(拡大・縮小後の画像がプレビューとして表示される)
プレビューを表示:OFF
(ガイドのみが拡大・縮小する)

プレビューの不透明度

プレビューの透明度を指定できます。

プレビューの不透明度:100→0

ガイド

変形させる際に目安となる線(ガイド)を表示させます。

  • 表示しない:
    • ガイドを表示しません
  • センターライン:
    • 真ん中に縦横1本ずつガイドを表示します

  • 三分割法:
    • 縦横2本ずつガイドを表示します

  • 五分割法:
    • 縦横4本ずつガイドを表示します
  • 黄金分割:
  • 対角線構図:
    • 4隅の対角線を表示します
  • グリッド線の数を指定:
    • ガイドの分割数を指定できます

      ▲グリッド線の数:15
  • グリッド間隔を指定:
    • ガイドの分割数を間隔で指定できます

      ▲グリッド間隔:15

このページの情報は以上です。

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