【GIMP】インクで描画ツールの使い方

GIMPの「インクで描画」ツール()の使い方についてのメモ。

目次

インクで描画ツールとは?

インクで描画ツールは、(「万年筆」や「つけペン」みたいな)線を描くことができるツールです。

「本物のペンで描くような線」を描くことができます。

 
▲インクで描画ツールで、横線を描いている様子
(描くスピードによって線の太さが変わる)

インクで描画ツールの使い方

以下、使い方です。

  1. ツールボックスより「インクで描画」ツール()を選択する
    (もしくはKキーを押す)
  2. 自由に描く
    1. ドラッグすると、ペイントソフトみたいに自由に描ける
    2. クリック → Shiftと押すと、直線を描くことができる
    3. クリック → Shift+Ctrlと押すと、15°間隔で直線を描くことができる

インクで描画ツールの設定

ツールオプションより、「インクで描画」の設定が行えます。
(「インクで描画」を選択しておく必要あり)

モード

インクで描画で描く際の「モード」を選択できます。

※詳しくは以下ページをご覧ください。

不透明度

使用するブラシの「不透明度」を設定できます。

▲上から順に、不透明度の値が、

  • 100
  • 50
  • 20

手ブレ補正

ドラッグして修正する際に起こりうる、手ブレを自動的に補正する事が出来る設定です。

▲マウスを使い直線と曲線を描こうとした結果
(1: オプション不使用、 2: 初期設定値、 3: 最大値)

補正

サイズ

ペンのサイズを設定できます。

イメージで言うと、「インクの量」を調節できる設定です。
後述する、「サイズ」(補正)と連動しています。

角度

ブラシの角度を設定できます。

後述する、「傾き」(感度)と連動しています。

感度

サイズ

ペンのサイズを設定できます。

前述した、「サイズ」(補正)と連動しています。

イメージで言うと、「インクが出て来る出口のサイズ」を調節できる設定です。

ただし、このサイズを0にしようと、インクは最小限出力されるようになっています。

傾き

ペンの傾きを設定できます。

前述した、「角度」(補正)と連動しています。

スピード

  • 数値を大きくすると・・・
    • 速くドラッグすると、ブラシのサイズが小さくなる
  • 数値を小さくすると・・・
    • 遅くドラッグすると、ブラシのサイズが大きくなる
▲上:速くドラッグした様子
下:遅くドラッグした様子

形状

左にある、

  • 四角
  • 菱形(ひしがた)

の3つから、基本形を選べます。

また、その右にあるプレビュー画面にて、形状を変形することができます。

▲白色の図形部分をドラッグで変形できる

ストローク中の重ね塗り

「不透明部分を重ねて塗るか」を設定できます。

▲上:ストローク中の重ね塗り:ON
下:ストローク中の重ね塗り:OFF

「不透明度」を下げて、ブラシの「間隔」を大きくすれば、違いを確認できると思います。

その他の描画ツールとの違い

GIMPには、ブラシ以外にも、

  • 鉛筆
  • エアブラシ
  • インク

などの描画ツールがあります。

詳しい違いを知りたい人は、以下ページも見てみてください

【GIMP】鉛筆・ブラシ・エアブラシ・インクの違い
GIMPにおける、 鉛筆() ブラシ() エアブラシ() インク() という4つの描画ツールの違いについて...

このページの情報は以上です。

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