GIMPの「暗室」ツール()の使い方についてのメモ。
目次
「暗室」ツールとは?
▲「暗室」ツールで、暗い部分(目の部分、胴体の部分)だけを明るく編集した様子 元画像:CIMG1173.jpg |
- 暗い部分を明るくする
- 明るい部分を暗くする
黒つぶれ・白飛びしていない画像であれば、画像の(任意の部分の)明るさを修正する事が出来ます。
「暗室」ツールの使い方
以下の「犬の画像」の暗い部分(目の部分、胴体の部分)を明るくする手順を通じて、「暗室」ツールの使い方を紹介します。
逆に、明るい部分を暗くしたい場合は、「ツールオプション」→「焼き込み」を選択します。
「暗室」ツールの設定
「暗室」ツール独自の設定項目についての解説です。
散布
ドラッグして修正する際に、適用する範囲をバラけさせる事が出来る設定です。
手ぶれ補正
ドラッグして修正する際に起こりうる、手ブレを自動的に補正する事が出来る設定です。
種類
明るくするか、暗くするかを選べます。
また、Ctrlキーを押しっぱなしにする事で、「覆い焼き」↔「焼き込み」を切り替える事が出来ます。
範囲
シャドウ は最も暗い画素 (ピクセル) に、 中間調 は中間的な明るさの画素に、 ハイライト は最も明るい画素に、 それぞれ作用します。
- シャドウ:
- 中間調:
- ハイライト:
ペンの透明度
ペンの透明度によって、暗室ツールの作用する強さが異なってきます。
例えば、↓の左のペンは、外側に行く従って透明度が大きくなっているので、暗室ツールもそれに従って作用します。
▲使用したペン: | ▲使用したペン: |
ハードエッジ
「ハードエッジ」にチェックをつければ、ペンの透明度に関係なく、均一に作用するようになります。
▲使用したペン:、「ハードエッジ」をON (ペンの透明度に関係なく、均一に作用する) |
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