GIMPにおける、「選択モード」の違いについてのメモ。
目次
選択モード(ショートカット)
「ツールオプション」の中にある「モード」から、選択する際のモードを切り替えることが出来ます。
▲4つの選択モード (「ツールオプション」→「モード」で切り替えている様子) |
この4つの「選択モード」の違いについて紹介します。
①新規選択
新たに選択範囲を作成します。(デフォルトはこのモードになる)
▲「矩形選択」でドラッグで選択している様子 (元々あった四角形の選択範囲が削除されて、長方形の選択範囲が新規作成される) |
②Shift+選択=追加選択
Shiftを押しながら選択することで、選択範囲を追加できます。
▲「矩形選択」でShiftを押しながらドラッグ→Enterで選択している様子 (元々あった四角形の選択範囲に、長方形の選択範囲が追加されている) |
③Ctrl+選択=削減選択
Ctrlを押しながら選択することで、選択範囲を削除できます。
▲「矩形選択」でCtrlを押しながら、ドラッグで選択している様子 (元々あった四角形の選択範囲から、長方形の選択範囲の部分が削除されている) |
④Shift+Ctrl+選択=交差部分選択
ShiftとCtrlを押しながら選択することで、交差した選択範囲のみを選択できます。
▲「矩形選択」でShiftとCtrlを押しながら、ドラッグで選択している様子 (元々あった四角形の選択範囲と、長方形の選択範囲とが交差する部分のみが選択される |
使用例
例えば、「楕円選択」と「矩形選択」を組み合わせれば、以下のように「半円」の選択範囲を作成したりすることも可能です。
▲半円の選択範囲を作成している例 (楕円選択で真円を作った後、矩形選択でCtrlを押しながら削減選択した例) |
このように、選択ツール・選択モードの組み合わせ次第で、複雑な選択範囲の作成も可能となります。
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